想像以上の出来栄え

日々、工場から最終確認要の校正サンプルが届きます。
その中でも昨日の校正サンプルは感慨深いモノでした。

デザイン提案から参画した
マラソン完走者向けのメダルだったのですが、
頭の中でイメージ膨らませて描いたデザインより
実際の校正サンプルが私たちの想像以上の出来栄え
だったのです。制作冥利に尽きます。

長くオリジナル成型アイテムを制作しているせいか、
私たちのイメージを超える出来栄えに巡り合うのは、
多くないのが正直なところです。

今後もチーム全員で、企画力同様、
一層デザイン力にも磨きをかけたいものです。

春節明け

明日28日から私は中国上海に出張します。
今回は、工場との新案件の打ち合わせを兼ねて
展示会も視察してきます。

中国の春節も明けて工場が稼働し始め、
私たちは工場とのやり取りに大忙しです。

毎年ですが、中国春節明けは心配ごとがあります。
それは工場の工員たちが故郷から
約束通りのスケジュールで
工場に戻ってきてくれるかどうか、
しいては
100%生産稼働がいつからスムーズに出来るか、
確認、確認の日々が当分続きます。

今月2月は先月1月を凌ぐ新規案件数の
ご相談お問い合わせをいただいております。
新規案件一つひとつ
丁寧かつ速やかに全社一丸となり、
ご対応してまいる所存です。

無事、旧正月前の出荷完了です

無事に中国旧正月前出荷予定20アイテム
の出荷目途をつけて先週帰国いたしました。

中国旧正月前は、当社としては普段以上に、
前倒しのスケジュールにて生産管理行うため、
工場に再三再四訪問することを徹底しています。
未然に大きな問題となる前に、
具体的な問題点及び問題発生の可能性をも指摘して、
工場にとっても
余計なコストと時間をかけてもらわないように
工場への協力を惜しみません。

旧正月前の時期にかかわらず、
複数回の生産管理訪問日時を事前に伝えると、
多くの工場担当者から、何度となく
「そんなに数多く来社されなくても大丈夫ですから、
安心してください。」と返答されることが多いのは事実です。

しかし、複数回一定期間滞在し生産管理を行うことは、
「安心」をお客様にお届けすることを使命とする当社として、
私たち生産管理担当者や私自身が現場で自らの目で見て、
手で触り様々な試験、検品の上、
私たち自身がこれなら「安心」して出荷できると
心から思うことができる場合のみ、
出荷OKとすることをルールとしています。

今後も一層お客様に「安心」をお届けできるよう、
生産管理能力に磨きをかけてまいります。

中国旧正月前後の緊張感

毎年緊張感を伴う生産管理の時期に入ってきました。

当社生産の中心である中国の旧正月前後の生産管理は、
細心の注意を払う必要があります。

多くの中国工場としてのお正月休みは、
元日を挟んで前後1週間ずつの
計約2週間程度です。

しかしながら、工員さんたちの中には
工場の休み前に故郷に帰ってしまうし、
工場の仕事始めに戻っていないという状況が
散見されるのです。

理由は、
中国の帰省ラッシュは日本と比較にならないほどの
壮絶な状況であり、
往復の交通手段であるバスや電車、飛行機など、
チケット確保が困難で帰郷時期を前倒ししたり、
工場に戻る時期も後倒しするというわけです。

更には、帰省した故郷に戻ったら、
新たな工場が作られていて故郷でも働けることに気づき、
元居た工場に戻らないなんてこともよくある話です。

その点を「労務管理しっかり頼む」といくらお願いしても、
工場側は手立てがなく万歳状態というわけです。
それであればTopとしてその状況を考慮して、
生産スケジュールに余裕を持たせなくてはいけません。

日々の生産状況を把握していくこと、
品質管理は、
もしもの事態にリカバリー対応できる時間を考慮しつつ、
生産立ち上がり時期から
繰り返し現地工場に立ち合うなど、
きめ細やかな生産管理が必要となるわけです。

私自身も週明け22日から延べにして6工場を訪問して、
旧正月前出荷予定の20アイテムを2週間かけて、
しっかりチェックしてまいります。

パートナーである工場と共に、
気持ち良く旧正月を迎えられるように、
集中したいと思います!

年末年始

明後日28日をもって当社は仕事納めとなります。
その日は納会と称して
今月入社の新入社員の歓迎会を兼ねた忘年会を
盛大に行う予定です。

日本は年末年始のお休みに入りますが、
当社主要生産地である中国の年末年始の日程は異なります。
中国では旧暦の1月1日元日のことを春節と呼び、
太陽暦での日付は毎年変更され、来年は2月16日です。
正式なお正月休みとしては大晦日の2月15日からの
7日間が正式な休みとなります。
しかしながら工場の担い手である工員たちは
帰省ラッシュを避けるため、
2月に入ると徐々に帰省し、
春節後、工場への戻りも遅くなる傾向にあり、
2月いっぱいは通常通りの生産パワーは見込めません。

先週も私は約1週間中国出張に出ておりましたものの、
来月は中国の春節前で
どこの工場も多忙であることは間違いありません。
忙しさを理由に品質低下や出荷遅延などの問題発生ないよう
私も長期出張の予定です。

当社としては、2月に割り込む工場側出荷スケジュール
となる受注は全てお断りしているものの、
モノづくりは何が起こるかわかりません。
慎重に慎重を重ねて品質管理に努めてまいります。

この場を借りまして、この1年、
お客様そして協力いただいたパートナー工場の
皆様に心よりお礼申し上げますとともに、
皆様にとって来年も素晴らしい1年となりますよう
祈念しております。

※ 当社年末年始休暇:12月29日~1月3日

オリジナルグッズを制作するということ

先々週の13日から先週の20日まで10日間、
今月も中国出張に行ってまいりました。

アイテム数も多く、
第三者検品会社の協力を得る必要はありますが、
全アイテムを
自らの目と手で生産管理を手掛けることが出来たため、
安心して全アイテムの出荷承認することができました。

出荷時は正直ホッとする瞬間ではありますが、
帰国の途に就く途中では違う感情が常に沸き上がります。

お客様と度重なる打ち合わせの上、
オリジナルアイテムを制作したモノが、
エンドユーザーの手に渡り
どのようなご評価をいただくことになるか
を考えるとやはり私たちの仕事は良いモノさえ制作すれば
良しということではないと改めて感じます。

お客様の直接的な販売に繋がるかどうかは勿論ですが、
購入したエンドユーザーがお客企業のファンになるか、
結果としてリピート客になっていただけるか、
はたまた
ロイヤルカスタマーになっていただけるか、
私たちは常にその点を意識しつつ、
今後もオリジナルグッズ制作を通じて、
お客様に寄り添ってまいりたいと考えます。

第1四半期の顕著な動き

私たちは多くのアイテム制作をしているため、
多くの中国工場と付き合いがございます。

最も受注量の多い縫製品は
常に何かしら複数アイテムの生産を手掛けておりますが、
時に同じカテゴリーに受注が集中することがあるのは、
社内でも話題にあがります。

この第1四半期(10~12月)の納品予定では、
金属アイテムの発注がここ数年の中で
今までの数倍と顕著な動きを見せています。
アイテム数として
現時点で23種類となっています。

お客様への守秘義務があるため残念ながら
具体的なアイテムを紹介することはできませんが、
マラソン完走者への記念メダルや、
販売雑貨や販促ノベルティとしての
ピンズ、キーホルダー、大型クリップ、コースターなど
多岐にわたります。

工場の担当者からは、
「Topさんからの仕事は
いつも納期に余裕があるアイテムばかりです。
納期が厳しそうな案件もドシドシ相談してくださいね!」
などと更なる発注を期待しているようです(笑)。

しかしながら私たちは、
お客様に安心安全を提供することが第一ですので、
お客様から短納期の案件をいただいた場合、
たとえ工場側から納期OKの返事がきたとしても、
当社経験則において
お客様に希望納期をお約束できない旨を
お伝えすることが多々あります。

私は常に「短納期に挑戦する」というフレーズは、
残念ながら結果として聞こえが良いだけであり、
実際、同業他社様がお請けされている案件では
残念な結果を耳にすることも少なくないため、
「ギャンブル」と同義語では決していけないと
社内では繰り返し伝え続けています。

今月の海外出張

今月も来週21日から8月1日までの12日間、
生産管理のため中国に赴くスケジュールを
FIXいたしました。

今回、私自身が生産管理に赴くのは、
バッグ縫製工場とウエルダー加工工場です。

現在バッグ工場では、
生産立ち上がりのタイミングから
出荷前タイミングなど
計12種類、
数量にしてトータル16万個弱を
生産中です。

バッグと一言で申しましても
巾着、トートバッグ、化粧ポーチ、デイパックなど
様々な縫製品で
私たち生産管理のチェックポイントも異なります。

各ウエルダー加工工場では、
現在計6種生産中です。
夏の野外コンサート用ポンチョ、バスピローから、
契約書類箱、証書ファイルなど多岐にわたります。
バッグ同様、
チェックポイントも当然異なります。

今まで何度も同様の製品を私たちは生産管理してきましたが、
常に初心にかえり生産管理に携わることを
信条としております。

併せて中華料理の油に私のか弱い胃が負けないように
努めなくてはいけません(笑)

皆様も夏バテにはくれぐれもお気をつけください。

明るく元気に中国出張

明後日から8日間、中国広東省地区を中心に
ディズニー等キャラクターグッズをはじめ
マラソン大会の完走ギフトなど、
合計15アイテムの生産管理のため、
出張です。

日中は各工場にて生産管理しつつ、
夜は別工場担当者とホテルで
今後の企画ミーティングしたりと
忙しい日が続きます。

工場担当者そして社長たちとも
直接顔を合わせ親交も深めて
引き続き良好な仕事関係を築くことが
ひいてはお客様にも喜んでいただけることに
繋がると信じて明るく元気に行ってきます!

工場とのやり取り

昨日までの10日間、5月3回目の中国出張でした。
今回は、イベント用サングラスなど数アイテムの生産管理はじめ
現時点では取引実績のないバッグ工場の視察に厦門まで足を運びました。

今回、偶然にも2か所の工場から当社へ同じコメントを
もらい喜んでよいのか同業他社の仕事が雑すぎるのか
悩んだことがありますのでご紹介します。

それは、工場への見積依頼時に、
見積依頼用の仕様書をしっかり作って送付いただけるから
非常に有難いとお礼を言われたのです。

今までも何度か同じことを言われておりますが、
私たちの業界がいかにまだまだ努力しなければいけないか痛感します。

私たちTopとしては、工場に対する見積依頼用の仕様書、
梱包指示書など言葉が通じなくても、
誰が見ても判り易いように絵にして仕様書や指示書を作成するのは、
後になってお互いのやり取りにトラブルを起こさないためのルールとして作成を義務づけています。

2か所の工場担当者いわく、日本のSP会社、販売雑貨制作請負会社に限らず、
丸投げのような見積依頼その他指示がメールで飛んでくるだけだそうです。。
結果、言った言わない、見積詳細仕様の相互認識のズレなど
つまらないトラブルが発生することは日常茶飯事だというのです。

私たちは、工場と友好的な付き合いができてこそ、
結果、お客様への品質確保からスムーズな工場出荷ができると
考えています。

これからも、社内では多くの手間だと言われるこのような仕様書作成は、
確実に実行していく必要があると再確認した出張でした。