年末年始

明後日28日をもって当社は仕事納めとなります。
その日は納会と称して
今月入社の新入社員の歓迎会を兼ねた忘年会を
盛大に行う予定です。

日本は年末年始のお休みに入りますが、
当社主要生産地である中国の年末年始の日程は異なります。
中国では旧暦の1月1日元日のことを春節と呼び、
太陽暦での日付は毎年変更され、来年は2月16日です。
正式なお正月休みとしては大晦日の2月15日からの
7日間が正式な休みとなります。
しかしながら工場の担い手である工員たちは
帰省ラッシュを避けるため、
2月に入ると徐々に帰省し、
春節後、工場への戻りも遅くなる傾向にあり、
2月いっぱいは通常通りの生産パワーは見込めません。

先週も私は約1週間中国出張に出ておりましたものの、
来月は中国の春節前で
どこの工場も多忙であることは間違いありません。
忙しさを理由に品質低下や出荷遅延などの問題発生ないよう
私も長期出張の予定です。

当社としては、2月に割り込む工場側出荷スケジュール
となる受注は全てお断りしているものの、
モノづくりは何が起こるかわかりません。
慎重に慎重を重ねて品質管理に努めてまいります。

この場を借りまして、この1年、
お客様そして協力いただいたパートナー工場の
皆様に心よりお礼申し上げますとともに、
皆様にとって来年も素晴らしい1年となりますよう
祈念しております。

※ 当社年末年始休暇:12月29日~1月3日

雑誌掲載記事から改めて思うこと

書棚の整理をしていたところ、
Topが2001年から企画開発に関わり、
2002年にお客様であるFM東京様に納品した製品が、
画像付きで記事掲載された雑誌が出てきました。
(日経トレンディ2004年12月号
別冊付録「ヒット商品の設計図」)

当時は今のスマートフォンはまだ生まれておらず、
携帯電話にラジオ機能を搭載してもらうために、
FM東京様が奔走された記事であり、
「FMラジオ受信機能付きハンズフリーセット」を
景品として業界関係者に配布することで、
社内での企画を通し、結果2003年秋には
KDDI発売の携帯電話に搭載された
という成功ストーリーの記事です。

その景品ノベルティの
企画開発制作を請け負ったのが、
当社Topでした。
私がTopの経営に参画した2001年に、
ご紹介にてFM東京様から直接Topに企画が
持ち込まれたお話です。

業界関係者向け配布用の
初回納品分が大好評だったため、
全国のFM放送局からも相次いで追加オーダーを
頂戴したことを覚えています。

時代は流れ、今ではラジオアプリを
スマホにインストールすれば簡単に
聴くことができるわけですが、
携帯電話でラジオを聴くニーズなんてあるのかと
当初は携帯電話会社、メーカー各社も
懐疑的であったようです。

それだけ世の中に無いものを実現させる
ということは並大抵なことではない
ということです。

私たちグッズメーカーとしても、
「通常はそのような作り方はしない、できない」
と今までの経験と実績だけで、
お客様からのご相談に乗るのではなく、
常に「こういう作り方を敢えてできないか」
と工場とゼロベースから
検討してみる気持ちが大事であると
思い出させていただいた
懐かしい雑誌掲載記事でした。

忘年会シーズン

正直申し上げて、
私は忘年会シーズン、新年会シーズン、
嫌いではありません。

なぜなら、
忘年会シーズンと新年会シーズンは、
年に数回の定例飲み会として
高校時代や大学時代の友人たちはじめ
普段なかなか大勢で集まれないメンバーで
飲み交わす良い機会となっているからです。

先週も高校ラグビー部時代の友人たちと
忘年会と称して飲んでいたところ、
飲み始めて数時間経ち、
皆だいぶお酒が入った状況で
1人の友人が言い放ちました。

「去年もまったく同じ話してたよ!!」
みんなドッと大笑いです。
全員50歳となり、
だいぶボケてきたなぁと
言い合う大笑いの夜でした。

気遣いなしに何でも話ができる友人は、
本当にありがたい存在です。

整理整頓

Topでは、本日、半年に一度の土曜日に
社員全員が出社して整理整頓を行いました。
(因みにこの年2回の土曜出社は、
夏季休暇に2日分振替として加えて、
長期の夏期休暇にしています。)

半年間の間に制作したサンプルや、
入手したカタログや資料、その他雑誌、書籍など
一定期間使っていない、見ていないモノを
潔く捨てることを命題とした整理整頓です。

整理整頓することで、
本当に必要なモノ、使うモノを明確にして、
必要なモノを探す時間の短縮に繋げます。
この整理整頓は生産性を上げる手段として、
効果的であり、即効性もあります。
更にはオフィスが広くなったように感じ、
気持ちの良いオフィスになることも
仕事環境にとってプラスです。

Topでは常に、
生産性を向上できる可能性があることは、
なんでも先ずはやってみよう、取り止めよう、
ということにしています。

最終的にはお客様のお役に立つことに繋がる
と信じて今後も色々な些細なことに
取り組んでいくつもりです。

整理整頓においては、
違った効果も得ることができます。
例えば私が二度と読まないと判断した本を
20冊ほど捨てたところ、
社員のひとりがそのうちの2冊を選び、
もらって帰りたいとのこと。

私にはもう読み返すことがなくとも、
若い社員にとっては、
その本から少しの気づきを
得ることが出来るなら、
嬉しい限りです。

それと整理整頓後、
新たに購入した業務用の空気清浄機が
セットされ、稼働始めました。
空気中の花粉やウイルスを吸収して、
そのうえで綺麗な空気を
放出してくれるようですが
みんなの健康維持に少しでも繋がるなら、
これも嬉しい限りです。

個のチカラ

昨日は大学ラグビーの早明戦を観戦しました。
明治大学のバックスリーダーである
梶村君の体を張った再三のプレーをきっかけに、
バックス陣が本来のパスワークと
リズムを取り戻したように
見受けました。

もちろんラグビーはチームスポーツであり、
1人の選手の出来によって
勝敗を決するわけではありません。

ただし、チームを大きく変化させるきっかけに
なると思える試合でした。

会社も同じだなぁとつくづく思うのです。

1人の社員の目覚ましい成長が
周りの社員のやる気に火をつけたり、
1人の社員のちょっとした気遣い、協力に、
周りの社員たちも協力し合って
次々とスピーディーに仕事を片付ける
ことができてしまったりするものです。

昨日より今日、今日より明日と、
益々良いチームをつくっていきたいと
思います!