怒らない

『傘かしげ』
江戸しぐさとして知られるマナーのひとつ。
雨の日、すれ違いざまに傘を外側へ斜めに向けて、
傘どうし当たらないようにするマナーです。

今日も朝から雨が降る東京、
特に多くの人がすれ違う雨の通勤時間帯、
このマナーは大切なことと考えます。

しかし、この『傘かしげ』を全くしようとせず、
傘を人にぶつけても平気で歩く人が
増えているように感じるのは残念に思います。

そう思う私の気持ちも40歳を過ぎたころから、
我ながら変わったなぁと思うのです。

若いときは、
ぶつかってくる人にムッとしたりしたものですが、
最近はムッとしたり、怒ることがなくなり、
ぶつかってくる人を
残念に思う程度の気持ちしか湧かなくなったのです。

仕事においても同じことが言えると思います。
怒っても何も課題は解決しませんし、
チームとして気持ち良く仕事もできません。
だからこそ、社員のみんなが気持ち良く仕事ができて、
前向きにお客様活動できる環境づくりを
今後もより一層心掛けていきたいと思います。