今回、最近では最も短い中国出張に行って帰ってまいりました。
2泊3日
工場1社、1アイテムの生産管理目的だけの海外出張です。
タイミングとしても、生産立ち上がり時期で、
未だ完成品もない状況にもかかわらずです。
この状況で行く必要があるのかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、
このタイミングだからこそ行くべきアイテムもあります。
私たちは、アイテムの特性、量産規模など勘案して、
生産管理スケジュールを決め、適宜現場で実際のパーツなどを
直接自らの眼で見て仕様の確認から個々の生産ラインにおける注意点指摘など
行うことが非常に大切であると考えています。
確かに仕様などの確認方法は、電話、画像、動画など新宿オフィスからでも
出来ることは勿論あります。
しかし、お客様に確かな商品をお届けするために、
お客様に代わって制作請負を行うことは、個別の仕様確認だけでなく、
全体的なスケジュール、品質を維持できる生産体制の構築が
とても重要なことなのです。
だからこその現場管理であり、このことが量産完了近くなって、
生産途中での材料不足や
不均一な品質レベルによる数量ショートなど
の問題を事前に防ぐことに繋がります。
その他現場に行くことでプラスな点も多くあります。
工場の社長と直接会って会話することで、
当社のモノづくりに対する考え方、方向性を相互確認できる他、
普段からの当社スタッフとの仕事連携具合も確認できるなど
出張効果は計り知れません。
今後も全社一丸となって
一つひとつ丁寧な生産管理を心掛けたいものです。