【第5回】 失敗しない、後悔しない ― グッズ・ノベルティ制作会社の選び方 『デザインサポートの有無』
目次
『同じアイテムカテゴリーでも複数の工場との取引が豊富か?』と題して、同じカテゴリーの工場でも得意・不得意が存在することによる対応をグッズ・ノベルティ制作会社として準備かつグッズ・ノベルティ制作会社による定期的な工場視察の重要性を第4回でお伝えしました。
今回第5回も更に個別のチェックポイントを深掘りしていきましょう。
デザインサポートを受けることができるか
販売用グッズ制作・ノベルティ制作をご検討される企業ご担当者様におかれましては、グッズ・ノベルティ制作会社のデザインサポートを受けることができるかは重要なポイントです。
社内にデザイナーが在籍している、もしくは社外のデザイン会社に完全デザインデータの作成を発注しているので、デザインサポートは不要とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、社内にデザイナーが在籍しているとしても、デザイン会社に外注しているとしても、グッズ・ノベルティ制作会社にてデザインサポート対応が出来るか否かは、大切かつ重要なチェックポイントです。
グッズ・ノベルティ制作会社のデザインサポート メリット
・社内にデザイナーが在籍している場合:
➀デザイナーのデザイン業務をダブルチェック
社内デザイナーが入稿時に必要となる完全デザインデータを作成できたとしても、デザイナーも人ですのでミスが絶対にないとは言い切れません。また、アイテムによっては、紙印刷以上に塗り足しが必要な場合もあります。グッズ・ノベルティ制作会社において、入稿データのダブルチェック、アイテム特有の入稿データが必要であるかアドバイスするデザインサポートがあれば、無駄な再校正作成による時間・コスト・労力がかかりません。
➁多忙なデザイナーの業務をアシスト
グッズ販売事業を展開されている会社では、社内にデザイナーが在籍しているケースがほとんどでしょう。但し、デザイン作成・入稿データ作成・版元向け監修用デザインデータ作成など毎日、毎週、毎月の各種デザイン業務量が常に一定数ではないでしょう。
繁忙時にグッズ・ノベルティ制作会社が監修用のデザインデータ作成だけでも手伝ってくれたら助かるはずです。
実際、私たちTopの各種デザインサポート業務は、お客様からも大変好評をいただいております。各種デザイン業務が多いタイミングに合わせて多くの社員を雇用している企業はありませんし、事業がうまく回っている企業様ほどグッズ・ノベルティ制作会社と上手に協業されています。
・社内にデザイナーがいない場合:
➀社内検討が進めやすいラフデザインサポート
特に販促プロモーション向けのノベルティ制作を検討される多くの企業では、デザイナーが社内に在籍されていません。ご担当者様にとってノベルティのラフデザインを目に見えるカタチでデザイン提案してもらえれば社内検討進めるうえでプラスであるのは明らかでしょう。
➁外部デザイン会社とのモノづくり連携サポート
勿論、クリエイティブなデザイン作成を期待して、デザイン会社に有料でデザイン制作を依頼されることは間違いではありません。デザインの良し悪しが実際の売上、ユーザー満足度に繋がる時代ですので、むしろ良いことかもしれません。
但し、著名なデザイナーの方でも、立体物はじめプロダクトアイテムへのデザインとなると、モノづくりの知識なくデザインを作成されてしまうことにより、アイテムによっては、結果的にデザイナー制作のデザインを具現化することが不可能なケースもございます。そのような事態にならぬよう、著名デザイナーにデザイン制作を依頼される場合、並行してモノづくりの知識を兼ね備えたデザインサポート業務を行うグッズ・ノベルティ制作会社に早めに相談されることをお勧めします。
➂フルオーダーによるオリジナル制作のデザインサポート
在庫品にロゴだけ名入れ印刷対応でグッズ・ノベルティ制作できれば十分とお考えであれば、ロゴデータだけ入稿すれば事足りるかもしれません。
しかし、エンドユーザーの満足度アップ、売上アップに繋げるべく、フルオーダーによるオリジナル制作をご検討されたい企業様は増える傾向にあります。
お持ちのロゴやその他デザインデータとデザインイメージだけをお持ちであれば、簡単なデザイン制作を無償でデザインサポート業務としてサービス提供しているグッズ・ノベルティ制作会社を選ばれるだけで、デザイン費用をかけずにフルオーダーによるグッズ・ノベルティ制作が可能となります。
デザインサポートとして必要とするスキルとは
グッズ・ノベルティ制作会社のデザインサポートは、単なるイラストレーター、フォトショップ等のデザイン制作ツールを使うことのできる社員が在籍していれば良いというわけではありませんのでご注意ください。
グッズ・ノベルティ制作会社は、前提として何よりもモノづくりの知識を持ち合わせたうえで、お客様企業のオリジナルグッズ制作へのデザインサポートも行うことができるとお考え下さい。制作アイテムの『素材』『製法』に適したデザインサポートが重要ということです。
グッズ・ノベルティ制作会社として貴社のデザインサポートするためのスキルは、以下2点のどちらも必要というわけです。
- モノづくりの知識
- イラストレーター・フォトショップなどデザイン制作ツールの操作
お客様窓口となる営業担当者もデザイン知識を兼ね備えているグッズ・ノベルティ制作会社のメリット
グッズ・ノベルティ制作会社の窓口となる営業担当者に期待する対応力は、数多くあることでしょう。その中でも、モノづくりの知識とデザインサポート知識も兼ね備えている営業担当者が貴社の担当窓口になってくれることは、貴社のグッズ・ノベルティ制作において頼もしい限りです。
グッズ・ノベルティ制作会社の社内にモノづくりの知識とデザインサポート知識を兼ね備えている人材がいたとしても、貴社のグッズ・ノベルティ制作を納品までディレクションを担う営業担当者がそれぞれの知識を兼ね備えていないと会社との伝書鳩のような存在となり、円滑なグッズ・ノベルティ制作は期待できないでしょう。
企画提案・アイテム提案といった期待は、グッズ・ノベルティ制作会社全体に期待できても、窓口となる営業担当者のそれぞれの知識の欠如は、貴社ご担当者様にとって、業務遂行のストレスになる可能性も否めません。
是非、グッズ・ノベルティ制作会社の営業担当者に、余すところなく質問攻めにしていただき、それぞれの知識を兼ね備えているか明確な回答・対応を確認いただくことが、グッズ・ノベルティ制作会社の選定として大事なポイントです。
執筆者
株式会社トップ代表取締役 岡本 将
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