今だからこそ変わるチャンス

今まで数年来、お陰様でお取引するお客様企業が増え続け、
売上も増収を続け、今期も好調なスタートを切っていたものの、
今期(9月末決算)は、
遂に減収となることがほぼ確定的となった。
通期の黒字は確保できるものの、今のままではいけないと、
私もチームメンバーも同様に感じている。

コロナ終息後、
コロナ前のビジネス環境に100%戻るかといえば、
消費者の価値観も大きく変わることは容易に想像でき、
以前と同じビジネス環境とはならないでしょう。

今こそ、社会に、お客様企業に、いかに貢献できるか、
ゼロベースで考え直し、変わらないといけません。

私自身も通常業務に戻った6月以降、
コロナ感染に賢く恐れつつ、
敢えて多く外出し、街の状況を直接自分の目で見て、
他業界の多くの知人と会い、多くの知見を広めている。

私たちチームとしても既に新たな取り組みも始め、
将来的に芽が出そうな取り組みもある。
しかし、少しばかり始めた取り組みに満足してはいけない。

多くの新たな取り組みに挑戦する中から、
社会に、お客様企業に貢献できる取り組みを編み出し、
更に改善、深掘りし継続していきたい。

チーム全員が一向に終息しない新型コロナ感染に、
不安を感じつつも、
その不安を『ワクワク』に変えることができるのも、
私たち自身であると強く思います。

通常業務体制に戻ります

本日、6月1日(月)よりTopは通常業務体制に戻りました。

何よりも社員の誰ひとり感染することなく、
笑顔で出社できたことは嬉しくて仕方ありません。

しかしながら今回の新型コロナ感染は終息したわけではありません。
今後も引き続き感染予防対策を徹底してまいります。

コロナを正しく恐れつつも、
社員共々明るく前向きにお客様に喜んでいただける
オリジナルグッズ制作に励みます!

新型コロナウイルスによる中国生産状況と当社の対応について

新型コロナウイルスによる中国生産状況と当社の対応について>>

新型コロナウイルスによる中国提携工場における生産状況および、新型コロナウイルス感染防止に対する当社の対策についてお知らせいたします。

中国提携工場における生産状況:

当社では、お客様企業からご依頼いただくオリジナルグッズ・ノベルティ・販促ツール・その他オリジナル資材の製作を中国提携工場にて行っております。

当社の中国提携工場は、広東省、江蘇省、浙江省、山東省に多くあります。
現在、平均すると約90%以上の稼働が出来ていることを確認しております。
お客様のご希望納期の管理、品質維持の体制も、新型コロナウイルス感染発生前の平常時に戻っていることを現地スタッフにより確認できておりますので、オリジナルグッズ製作にお困りの方は、ご心配なくお問い合わせください。

新型コロナウイルスに対する当社の対応について:

当社では新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、社員及び社員の家族の健康を守るため、非常事態宣言発出に伴い、4月8日(水)より全社員の4割以下の人員体制にてオフィス勤務しております。

出勤の際は手洗いうがい、マスク着用の徹底、アルコール除菌ティッシュの使用、職場での社員間の距離の維持、換気の励行を行っております。
(※4月29日(水)から5月6日(水)はゴールデンウイーク休暇のため、休業とさせていただきます。)

ご来社を予定いただいていた方、お電話によるご連絡には支障が生じる可能性ございますが、何卒ご理解いただきたくよろしくお願い申し上げます。
お客様とのお打合せは、メール、電話を中心に行っております。
現在のところ、お客様と面会なくともオリジナルグッズ製作のご相談対応できておりますので、お気軽にご相談ください。
尚、ご来社およびお客様企業への訪問も対応可能です。

ご期待ください!!

新型コロナウイルスの感染拡大が続いております。

この感染拡大によって、
Topのビジネスでも影響が出ています。

コンサート、演劇、映画といった屋内イベントだけでなく、
マラソン大会はじめとする各種スポーツ大会などの屋外イベント
についても延期、中止の発表が続き、
受注済み案件について製作延期、製作キャンセルが続いております。

更には中国工場についても、部材調達、外部委託工程にも
スケジュールどおり生産が進まない状況もあり、
未だにフル稼働とは言えない状況です。

新規案件については、現時点では、
納期に余裕のある案件しか責任をもって
お請けできない状況が残念ながら続いております。
日本国内工場についても、中国とは差はあれど
部材調達などにおいて同様な状況もございます。

上述した前者の話に関連しては、
ワクチンを製造できないTopとしては力及ばないことではありますが、
後者については、
品質管理を維持しつつ、多くの国内外工場にこまめな相談を行い、
お客様のご期待にお応えできるよう努めております。

前年よりお陰様でお客様企業数は増えているものの、
受注量が減って業務量が減っている状況において、
指をくわえて嵐が去るのを待っていても仕方ありません。

私たちTopとしては、
業務効率を更に高める役割分担の変更や、
新商品アイデアの創出に時間を割くなど、
コロナウイルス感染終息時に
昨年以上にパワーアップしてフル稼働できるよう
今できることをしっかり準備を進めてまいります。

自らお客様企業のご期待というハードル
を高めるような言い方ではありますが、
明るく前向きに声を大にして申し上げます!

「見違えた今後のTopにご期待ください!!」

新型コロナウイルスによる肺炎

アフリカ豚コレラ(ASF)の話はどこに行ってしまったのか?
と思うほど新型コロナウイルスによる肺炎の話でもちきりです。
勿論、人への感染があり死者が出ている状況は
ASFとは比較できないのは当然でしょう。

中国国内でのASFの進捗状況も殆ど報じられていない状況で、
私たちの仕事にも影響必至の
新型コロナウイルスの進捗情報は確実にあるのだろうかと、
少なからず心配ではありますが、悩んでいても仕方ありません。

中国が春節中ということもあり、情報が錯そうする中、
今私たちができることは、
お客様のご心配にしっかり寄り添い、
普段以上に工場と連携を密にして、
新たな情報が判り次第、
お客様に速やかにアナウンスさせていただき、
今後の生産を確実に速やかに進めていく以外に道はありません。

こういう時だからこそ決して慌てることなく、
落ち着いて次善の策を考えつつ行動してまいります。

2020年○○予測??

2020年となりました。
改めまして、今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

毎年のことですが、今年2020年ですと、
新聞やテレビ、雑誌、書籍では
『2020年○○予測』といったテーマが賑わいを見せています。

勿論、リーダーとして時代の流れを読むべく、
私も新聞、雑誌、書籍には常に目を通すようにしています。

但し、私たちTopの企業規模に照らせば、
異なる見方も必要と考えております。
色々な業界において数十パーセントの
世界シェア、国内シェアを持つ大企業であれば、
世界経済はじめ国内消費動向等の影響は
免れないこともあるでしょう。

しかしながら特に私たち中小企業は、
景気が良いときでも倒産する会社もあれば、
景気が悪いときでも業績を伸ばす会社もあります。

ということは、私たちTopは、
景気悪化、人口減少、採用難など社会環境に
囚われ過ぎてはいけないと私は考えています。

デザイン制作支援や納品までのその他サポート、
ストーリー性のあるアイテム商品提案、
間違いない品質管理、
といった各種サービスに日々磨きをかけて、
より一層多くのお客様の
別注・フルオーダーアイテム制作を
安心してお任せいただけるよう努めることこそ、
私たちTopの存在意義かつ社会貢献であると考えます。

今年も引き続き、私たち全社員が明るく元気に、
お客様に笑顔になっていただける仕事に励みます!

思い込みを疑う

昨日12月23日の日経夕刊の記事に興味深い内容がありました。

中国で日本観光の人気が高まり続けている。
日本を旅行した経験のある中国人に聞くと、
「ホテルの予約をしづらい」
「交通機関の中国語案内が少ない」
などの声もあがり、日本側で改善する余地がありそうだ。

と書かれていました。(一部抜粋)

この記事を読んで、私の感想は「驚き」です。
19年近く毎月中国を訪問し続けている私は、
実際、ここ数年中国で会う中国人の多くから、
「日本では駅でも店でも中国語表記が多くあり、
中国語アナウンスが多すぎて日本に旅行に来た気がせず、
旅行気分を味わえない。」
というコメントを多く耳にしていたためです。

加えて「ホテルの予約をしづらい」というコメントは、
聞いたこともありませんし、
宿泊先ホテルのサイトに直接予約をする訪日客が多い
ということにも驚かされました。

私が会う中国人といえば数十人に過ぎず、
日経新聞の記者が大量に集めた調査内容
からの記事であろうことから考えれば、
私の耳にしていたコメントは少数意見なのでしょう。

私たちのビジネスに照らし合わせますと、
ある一定のコメントを盲信し、
あたかもそれが大多数の意見と、
思い込んでしまうことがあるのではないか、
思い込みを疑う必要があるということ。

常にお客様にも置かれた状況ごとに様々なお考えがあり、
そのご意見、お考えを真摯に受け止め真意をきちんとお聞きし、
お客様に寄り添っていかなくてはいけないということ。

この新聞記事からの学びを、全社員で共有し、
今後のお客様対応に活かしていきたいと思います。

大掃除の目的

先週末、全社員で「大掃除」を行いました。
10数年前から年に2回必ず行う
当社のルーティンワークとなっています。

「大掃除」は単なるオフィスが綺麗になって、
気持ちが良いというだけの目的ではありません。

無数に増えるサンプルや予備品の整理整頓を
行うことで仕事効率を爆発的に高めることも一つの目的です。

法律上保管しなければいけない書類以外は、
半年、1年と触れてもいないモノや書類を裁断、シュレッダーにかけて、
処分することでアタマの整理にも繋がる効果もひとつの目的です。

私は常日頃より、誰もが平等に持つ限りある時間を有効に使うには、
先ずは勇気をもって、作業やモノを「捨てる」ことから始めなければ、
新しいモノやコトを取り入れることはできないと思っています。

自宅のモノは「もったいない」
と捨てにくいのは個人的に理解できても、
ビジネスでは「捨てる」ことができなければ、
社内に無駄な仕事ばかり残り、
更にチームメンバーは仕事している気分にだけなり、
結果としてお客様も社員も笑顔になれないと思うのです。
その考えを全社員が共有すべく「大掃除」を行います。

お客様は「結果」を求めていらっしゃいます。
「クオリティ」「コストパフォーマンス」「クイックレスポンス」
はじめその他多くの要素をご期待いただき、お応えしていくために、
お客様に喜ばれない無駄な作業、無駄な時間、無駄なコストを
徹底的に取り除き続けてまいります。
ご期待ください!

東南アジアでは生産しないのですか?

先週のブログで書いた話に反響がありました。
嬉しい限りです!

「リスクを事前に察知、確認して、
アクシデントを起こさない
行動基準はとても素晴らしいですが、
中国生産一辺倒もリスクではありませんか?」
とご質問をいただきました。

確かにご指摘の意味はよく解ります。
日中の政治的な話は専門家にお任せするとして、
毎月中国出張を続けている私の結論としては、
日中戦争でも起きない限り、
中国とのビジネスは継続可能と判断しております。

5~6年といったスパンでは、
日中戦争は起こらないと予想しておりますが、
遠い将来も戦争は起こらないと平和ボケしていては
経営者は務まりませんので、
東南アジアでの生産に対する情報収集は行っています。

今のところ、インフラに加え資材調達の問題など
不安定な話を耳にしますので挑戦を超えるギャンブルは、
お客様の笑顔に繋がらないと現時点では考えております。

ただ耳で聞いた情報だけで正確に判断することはできません。
時間を確保して東南アジアに赴き、現地工場の視察を積み重ね、
Topとして別注(フルオーダー)アイテムの展開レベルを
更に向上できるように漸進してまいります。

なぞそんなに出張が多いのですか?

「なぜそんなの出張が多いのですか?」
この質問を国内外多くの方からいただきます。

その多くの方から次に聞かれるのが、
「検品なんて社員にしてもらえばいいのでは?
わざわざ社長が行かなくても。。」

私が個別案件の検品のため、毎月出張に行っていると、
多くの方から思われているようです。
しかしながら個別案件の検品を私ひとりがするのであれば、
私が東京に戻らず中国に常駐し続けても、
お請けしている全アイテムを検品することは時間的に不可能です。

私が中国出張に行く理由は以下3点に絞られます。

1)全ての中国工場の状況変化を把握すること
⇒ 工員及び生産ラインリーダー、工場長、社長の現状変化及び
工場の生産状況の変化を定期的に把握することで、
各工場の近い未来の状態を予測し、
発注調整することが大事だからです。

2)量産開始時に各アイテムの仕様、資材を全て確認すること
⇒ 出荷前の検品は社員が現場立ち合いすることはありますが、
各地域の第三者検品会社との間で、
検品項目を細かく文書かつ打ち合わせたうえで、
全アイテムの出荷前検品を委託しています。

それ以上に量産開始時点で、
各アイテムを事細かに全ての仕様を目視チェックすることで、
量産を進めて良いか判断することが最も重要です。
最終承認サンプルと異なる
資材パーツ仕様、色違いが納入されていることが、
残念ながら散見されるのが中国工場の現状なのです。

量産において仕様間違いを見つけるのが遅くなればなるほど、
納期の問題だけに限らず、修正に時間が割かれることになり、
品質維持のリスクが増大する懸念があるためです。
出荷前に問題を気づくようでは後の祭りです。

3)新規工場の視察、新規アイテム探しを継続すること
⇒ 企業も工場も未来永劫ではないという考えのもと、
常に新規工場の視察を継続する時間を確保し、
視察する工場では得意なアイテムを確認し、
Topとしての企画提案力底上げを継続し続けることも、
お客様の笑顔に繋がります。

私が工場に赴くことで、各工場の社長や責任者と面会、
緊密に話し合い、共に食事をすることで
相互信頼を築くことも重要と考えます。
時に無理を聞いていただけるのも、
最後は、人と人の信頼関係だと思うのです。