年末年始挨拶

年末年始のお客様への挨拶だけの訪問を
私たちは数年前より取り止めました。
10年前20年前では、
お客様のところに挨拶訪問は当然のことでしたが、
以下理由による取り止めです。

●訪問するオフィスビル1階ゲートを
事前アポイント登録しておかないと通過できない為
●仕事納め、仕事始め当日でも
終日仕事モードのお客様が増えた為
●お客様からわざわざ挨拶だけの為に来社されるのは不要
ときっぱり申し渡されることが増えた為

決して今の時代に年末年始挨拶がそぐわない
ということでは決してないと思いますが、
このような風潮も
時代の流れといえるのではないでしょうか。

私たちも年始から早速仕事モード全開です。
お陰様で仕事始め1月4日から
早速お問い合わせ、ご相談が多く舞い込み、
挨拶だけの訪問の時間を割けないのが
正直なところです。

ただし、当社お客様の中には、
「Top担当者は年末年始挨拶に来られないなぁ。。。」
と残念に思われている可能性も否めません。
お客様にこのような思いを持たれることで、
お客様との関係が縁遠くならないよう、
企画提案、デザイン提案など
今まで以上のレベルアップを図る必要があると考えます。

「やっぱりTopに全て任せておけば安心」
とお客様ご担当者様に心から思っていただけるよう
小さなこと細かなことも疎かにすることなく、
良きパートナーとしての行動をせねばならないと
この年始挨拶時期に改めて思う次第です。

今年も私たちは漸進してまいります、
よろしくお願い申し上げます。

年末年始

明後日28日をもって当社は仕事納めとなります。
その日は納会と称して
今月入社の新入社員の歓迎会を兼ねた忘年会を
盛大に行う予定です。

日本は年末年始のお休みに入りますが、
当社主要生産地である中国の年末年始の日程は異なります。
中国では旧暦の1月1日元日のことを春節と呼び、
太陽暦での日付は毎年変更され、来年は2月16日です。
正式なお正月休みとしては大晦日の2月15日からの
7日間が正式な休みとなります。
しかしながら工場の担い手である工員たちは
帰省ラッシュを避けるため、
2月に入ると徐々に帰省し、
春節後、工場への戻りも遅くなる傾向にあり、
2月いっぱいは通常通りの生産パワーは見込めません。

先週も私は約1週間中国出張に出ておりましたものの、
来月は中国の春節前で
どこの工場も多忙であることは間違いありません。
忙しさを理由に品質低下や出荷遅延などの問題発生ないよう
私も長期出張の予定です。

当社としては、2月に割り込む工場側出荷スケジュール
となる受注は全てお断りしているものの、
モノづくりは何が起こるかわかりません。
慎重に慎重を重ねて品質管理に努めてまいります。

この場を借りまして、この1年、
お客様そして協力いただいたパートナー工場の
皆様に心よりお礼申し上げますとともに、
皆様にとって来年も素晴らしい1年となりますよう
祈念しております。

※ 当社年末年始休暇:12月29日~1月3日

雑誌掲載記事から改めて思うこと

書棚の整理をしていたところ、
Topが2001年から企画開発に関わり、
2002年にお客様であるFM東京様に納品した製品が、
画像付きで記事掲載された雑誌が出てきました。
(日経トレンディ2004年12月号
別冊付録「ヒット商品の設計図」)

当時は今のスマートフォンはまだ生まれておらず、
携帯電話にラジオ機能を搭載してもらうために、
FM東京様が奔走された記事であり、
「FMラジオ受信機能付きハンズフリーセット」を
景品として業界関係者に配布することで、
社内での企画を通し、結果2003年秋には
KDDI発売の携帯電話に搭載された
という成功ストーリーの記事です。

その景品ノベルティの
企画開発制作を請け負ったのが、
当社Topでした。
私がTopの経営に参画した2001年に、
ご紹介にてFM東京様から直接Topに企画が
持ち込まれたお話です。

業界関係者向け配布用の
初回納品分が大好評だったため、
全国のFM放送局からも相次いで追加オーダーを
頂戴したことを覚えています。

時代は流れ、今ではラジオアプリを
スマホにインストールすれば簡単に
聴くことができるわけですが、
携帯電話でラジオを聴くニーズなんてあるのかと
当初は携帯電話会社、メーカー各社も
懐疑的であったようです。

それだけ世の中に無いものを実現させる
ということは並大抵なことではない
ということです。

私たちグッズメーカーとしても、
「通常はそのような作り方はしない、できない」
と今までの経験と実績だけで、
お客様からのご相談に乗るのではなく、
常に「こういう作り方を敢えてできないか」
と工場とゼロベースから
検討してみる気持ちが大事であると
思い出させていただいた
懐かしい雑誌掲載記事でした。

忘年会シーズン

正直申し上げて、
私は忘年会シーズン、新年会シーズン、
嫌いではありません。

なぜなら、
忘年会シーズンと新年会シーズンは、
年に数回の定例飲み会として
高校時代や大学時代の友人たちはじめ
普段なかなか大勢で集まれないメンバーで
飲み交わす良い機会となっているからです。

先週も高校ラグビー部時代の友人たちと
忘年会と称して飲んでいたところ、
飲み始めて数時間経ち、
皆だいぶお酒が入った状況で
1人の友人が言い放ちました。

「去年もまったく同じ話してたよ!!」
みんなドッと大笑いです。
全員50歳となり、
だいぶボケてきたなぁと
言い合う大笑いの夜でした。

気遣いなしに何でも話ができる友人は、
本当にありがたい存在です。

整理整頓

Topでは、本日、半年に一度の土曜日に
社員全員が出社して整理整頓を行いました。
(因みにこの年2回の土曜出社は、
夏季休暇に2日分振替として加えて、
長期の夏期休暇にしています。)

半年間の間に制作したサンプルや、
入手したカタログや資料、その他雑誌、書籍など
一定期間使っていない、見ていないモノを
潔く捨てることを命題とした整理整頓です。

整理整頓することで、
本当に必要なモノ、使うモノを明確にして、
必要なモノを探す時間の短縮に繋げます。
この整理整頓は生産性を上げる手段として、
効果的であり、即効性もあります。
更にはオフィスが広くなったように感じ、
気持ちの良いオフィスになることも
仕事環境にとってプラスです。

Topでは常に、
生産性を向上できる可能性があることは、
なんでも先ずはやってみよう、取り止めよう、
ということにしています。

最終的にはお客様のお役に立つことに繋がる
と信じて今後も色々な些細なことに
取り組んでいくつもりです。

整理整頓においては、
違った効果も得ることができます。
例えば私が二度と読まないと判断した本を
20冊ほど捨てたところ、
社員のひとりがそのうちの2冊を選び、
もらって帰りたいとのこと。

私にはもう読み返すことがなくとも、
若い社員にとっては、
その本から少しの気づきを
得ることが出来るなら、
嬉しい限りです。

それと整理整頓後、
新たに購入した業務用の空気清浄機が
セットされ、稼働始めました。
空気中の花粉やウイルスを吸収して、
そのうえで綺麗な空気を
放出してくれるようですが
みんなの健康維持に少しでも繋がるなら、
これも嬉しい限りです。

個のチカラ

昨日は大学ラグビーの早明戦を観戦しました。
明治大学のバックスリーダーである
梶村君の体を張った再三のプレーをきっかけに、
バックス陣が本来のパスワークと
リズムを取り戻したように
見受けました。

もちろんラグビーはチームスポーツであり、
1人の選手の出来によって
勝敗を決するわけではありません。

ただし、チームを大きく変化させるきっかけに
なると思える試合でした。

会社も同じだなぁとつくづく思うのです。

1人の社員の目覚ましい成長が
周りの社員のやる気に火をつけたり、
1人の社員のちょっとした気遣い、協力に、
周りの社員たちも協力し合って
次々とスピーディーに仕事を片付ける
ことができてしまったりするものです。

昨日より今日、今日より明日と、
益々良いチームをつくっていきたいと
思います!

オリジナルグッズを制作するということ

先々週の13日から先週の20日まで10日間、
今月も中国出張に行ってまいりました。

アイテム数も多く、
第三者検品会社の協力を得る必要はありますが、
全アイテムを
自らの目と手で生産管理を手掛けることが出来たため、
安心して全アイテムの出荷承認することができました。

出荷時は正直ホッとする瞬間ではありますが、
帰国の途に就く途中では違う感情が常に沸き上がります。

お客様と度重なる打ち合わせの上、
オリジナルアイテムを制作したモノが、
エンドユーザーの手に渡り
どのようなご評価をいただくことになるか
を考えるとやはり私たちの仕事は良いモノさえ制作すれば
良しということではないと改めて感じます。

お客様の直接的な販売に繋がるかどうかは勿論ですが、
購入したエンドユーザーがお客企業のファンになるか、
結果としてリピート客になっていただけるか、
はたまた
ロイヤルカスタマーになっていただけるか、
私たちは常にその点を意識しつつ、
今後もオリジナルグッズ制作を通じて、
お客様に寄り添ってまいりたいと考えます。

言わないとわからない

私たちは多くのアイテム制作を手掛けているため、
長くお付き合いいただいているお客様からは、
「先ずはTopに聞いてみよう」
と制作可能かお問い合わせをいただけます。

但し、まだ数年とお付き合いの短いお客様には、
今までの納品実績のあるアイテムカテゴリーのみの
お問い合わせしか頂けていないケースが多々あります。

先日もあるお客様とお会いした際に、
世間話の中で看板の話になり、
「私たちTopも
全国展開の語学教室の看板を制作してますね、
どうも最安価格で品質も良いということで、
継続的に増刷お請けしていますよ。」と
お伝えしたところ、

「早く言ってよ~~」
と名刺管理のコマーシャル調で
言われてしまいました。
先月、
別会社に発注したばかりだったとのこと。

今朝の社内ミーティングでは、
「口頭でお伝えしない限り、
以心伝心で勝手に伝わることはない。」
当たり前のことですが、
改めて確認し合った次第です。

第1四半期の顕著な動き

私たちは多くのアイテム制作をしているため、
多くの中国工場と付き合いがございます。

最も受注量の多い縫製品は
常に何かしら複数アイテムの生産を手掛けておりますが、
時に同じカテゴリーに受注が集中することがあるのは、
社内でも話題にあがります。

この第1四半期(10~12月)の納品予定では、
金属アイテムの発注がここ数年の中で
今までの数倍と顕著な動きを見せています。
アイテム数として
現時点で23種類となっています。

お客様への守秘義務があるため残念ながら
具体的なアイテムを紹介することはできませんが、
マラソン完走者への記念メダルや、
販売雑貨や販促ノベルティとしての
ピンズ、キーホルダー、大型クリップ、コースターなど
多岐にわたります。

工場の担当者からは、
「Topさんからの仕事は
いつも納期に余裕があるアイテムばかりです。
納期が厳しそうな案件もドシドシ相談してくださいね!」
などと更なる発注を期待しているようです(笑)。

しかしながら私たちは、
お客様に安心安全を提供することが第一ですので、
お客様から短納期の案件をいただいた場合、
たとえ工場側から納期OKの返事がきたとしても、
当社経験則において
お客様に希望納期をお約束できない旨を
お伝えすることが多々あります。

私は常に「短納期に挑戦する」というフレーズは、
残念ながら結果として聞こえが良いだけであり、
実際、同業他社様がお請けされている案件では
残念な結果を耳にすることも少なくないため、
「ギャンブル」と同義語では決していけないと
社内では繰り返し伝え続けています。

変化を恐れない

私たちの新たな期である43期が先週の10月1日から
スタートを切りました。
始まって2週間弱の時点ではあるものの、
これから3か月間の第1四半期(10~12月)納品予定は
前年実績比10%以上の受注を既に頂戴しており、
これからどれだけ上積みされるか楽しみな状況です。

私たちは業務開始前、毎朝30分以上かけて
各人の業務内容の擦り合わせを行い、
お客様への対応に遅れや抜けがないか
チェックし合います。

特に先週、中国では国慶節という連休があり、
今週は多くの工場への見積依頼や
スケジュール確認の問い合わせに大忙しの状況だからこそ、
余計にチェックが怠っていないかどうか注意を要します。

受注実績が伸びて忙しいからという理由で
お客様への対応が遅くなることは決して許されません。

お客様にTopをご満足いただくことに繋がらない業務が
社内に漫然と残っていないか
私たちは頻繁に役割分担や業務の流れを
変えていくことも重要な課題と捉えています。
私たちはこれからも引き続き変化を恐れずに
挑戦してまいります。