前倒し目標達成

2週間にわたる長期出張から帰国すると、
都内初の40度超えといった酷暑を忘れるほど、
すっかり過ごしやすい東京になっていました。

8月下旬に入り、今期43期9月末の最終数字が、
ほぼ見えてまいりました。

結果は、今期43期目標どころか、
来期44期の目標まで前倒し達成することになりました。

これもひとえに多くのお客様、
そして当社のパートナーである
各工場や検品会社、物流会社はじめ協力会社の
お陰に他なりません。

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

飛び級のように
来期目標を達成することができたということは、
来期44期の目標の再設定が必要です。

数字目標だけでなく、現状に慢心することなく、
当社の強みである「企画力」と「デザイン力」
を更にブラッシュアップできるよう
具体的に取り組んでまいります。

あれよこれよと考えているうちに
ひとつ気付いたこともありました。

先のことばかり考えていると、
「今のやり方のままで良いのか?」
「常に変えていかないといけないのではないか?」
「完全にゼロベースでやり方を再構築すべきでは?」
と頭の中に色々な考えが浮かびは消えて、
色々な方法に中途半端に手を出したくなります。

これぞと思うことであれば、
しっかりと先ず行動を起こすことに集中し、
それを積み重ねていくことが、
最も大事なことであると再認識できたところです。

専門用語

今朝通勤時、新宿駅からオフィスまで徒歩の間、
あるカップル?同僚?の男女2人が隣を歩いていて、
2人の声が大きかったこともあり、
彼らの会話が耳に入りました。

男性「他の面々はどうだったの?」
女性「面々って何?」
男性「他の奴らってことだよ」
女性「じゃ最初から奴らって言えよ」

この「面々」という言葉を
20代の女性が知らないことに
正直驚いたことも事実ですが、
それ以上にふと考えました。

「私たちはお客様に難しい専門用語を
平気で使っていないだろうか」と。

お客様はモノづくりの専門家ではないからこそ、
Topにオリジナルグッズの制作相談をされるわけで、
誰が聞いても理解できる平易な言葉を使い、
お打合わせをしなければいけないのです。

改めてこの基本的なお客様対応の認識を
全社員で共有したいと思います。

シンプル

毎年恒例の高校ラグビー部OB会や
前職の会社同期会など今月は飲み会が続いています。

お酒好きな私にとっては、
どうしても暴飲は避けられないようですが、、、
その時に暴食しないことだけは気をつけています。

実は現在ダイエットに励んでおります。
と言っても辛いダイエットは決して取り組みません。
方法は至って緩くシンプルです。

「昼食は炭水化物でも何でもOK、
その代わり夕食は出来る限り軽い食事とする」

仕事でもそうですが、
しくみや仕事手順等は常にシンプルであること
を心がけています。

電車の網棚

昨日大きな気づきを得ました、
しかし、
その前に人にはご迷惑おかけしたことを
深くお詫びしないといけません。

昨夜、新宿の紀伊国屋書店に寄って、
本1冊と雑誌1冊を買い、電車に乗って
大失敗を犯しました。

早速、本を読もうと袋から本を取り出し、
残った雑誌を電車の網棚に乗せて、
本を読み始めました。

何駅か過ぎたところで、
電車の揺れと同時に雑誌が網棚をすり抜け、
座っている若い男性の肩に落ちてしまったのです。

「ごめんなさい!!」
私が深謝りしたところ、
その若い男性は笑顔で許してくださりました。

網棚とは昔から言うものの、
既に電車の網棚はパイプ棚であり、
薄い雑誌はすり抜ける恐れがあることは
考えたら子供でも判ることです。

笑顔で許してくれた若者に、
申し訳なさと恥ずかしさでいっぱいです。

その瞬間、気付いたのです。
私たちの仕事においても、
お客様への細かなフォローが行き届いていないのに、
長いお付き合いに甘えて、
笑顔で許されてしまっていることは
ないだろうかと。

今日より明日、更なるサービス対応すべく、
私たちは自らを律し改善、実行を
繰り返していきたいと思います。

感謝を行動で示す

6月も終わりに近づき、
私たちTopは43期第3四半期を終えて、
来月より今期最終コーナーともいえる
第4四半期を迎えます。

お陰様で新規のお客様も増え、
加えて既存のお客様からの受注も増えたことで、
既に私たちが期初に設定した目標を
6月半ばの時点で達成することができました。

これはひとえにお客様、そして
協力してくれている工場、
第三者検品会社、配送会社のお陰であり、
「感謝」の言葉しかありません。

ただ私たちは「感謝」の言葉を伝えるだけでは、
いけないと考えております。

感謝を行動で示すこと、
これが最も大事なことであると考えます。

お客様には、
今まで以上の対応力、企画力、デザイン力を
研鑽し提供していくという行動、
共に努力してくれる
工場、第三者検品会社、配送会社には、
前年以上の発注件数、発注金額を
お願いしていくという行動、
それこそが感謝を行動で示すということ
と私たち全員が強く認識し、
今後も努めていきたいと思います。

さて、私自身は明日から
今月2度目の中国出張となります、
集中切らさず、
一つひとつ確実にやり遂げます!

敢えて疑問を持つことの大切さ

今朝のミーティングにおいて、
上手くいっている生産管理において
多くの工場からも常に丁寧かつ分かり易いと
評判の高い各種指示書の作り方に、
敢えて疑問を呈してみました。

「日本語の分からない工場工員まで一目見ただけで
分かり易い各種指示書を作成してください。」
と頼んでいたのも私自身でありながら、
工場からも喜ばれている各種指示書に対して、
本当にここまで懇切丁寧な指示書が
必要かどうか再考するべきではないかと
疑問を呈してみました。

チームのみんなからは、一様に「えっ!?」
という表情が垣間見えました。

それはそうでしょう。
今まで工場や第三者検品会社からも、
各種指示書内容について、
「こう記載して欲しい、こう注釈つけて欲しい」
といった依頼も皆無なのですから。

私が最も伝えたいこと、
それは、
上手くいっている仕事の流れこそ、
敢えて見直してみる、
時に止めてみることで
結果的にチーム全員が更に
お客様活動にプラスになる行動が
生まれる可能性があると考えています。

上手くいっているからと、
何も変えなければ、
来期も同じ結果しか生まれない、
言い換えれば私たちは進化できないでしょう。

敢えて変えて良くなかったら?
そう、戻せば良いだけのことです。

潰れたサンドイッチ

つい先日、ランチタイムを逸して
コンビニでサンドイッチとドリンク2本買ったところ、
なぜかどう見ても小さすぎるビニール袋に
ドリンクとサンドイッチを押し込められて、
サンドイッチが見るも無残な潰れようとなり、
とてもガッカリしました。。

コンビニの店員さんからすれば、
「あなたが買ったサンドイッチの味は
カタチは潰れても変わらない。」
と言われるのかもしれませんが、
私の残念な気持ちも変わりありません。。

私たちTopのモノづくりにおいても、
同じことが言えると思うのです。

手に取られたお客様にとって、
商品の使い勝手に不具合はなくとも、
パッケージが潰れていたりすると、
クレームまでは言うつもりはなくても、
ガッカリするに違いありません。

「クレームにはならない」から
良いのではありません。
声なきガッカリ感を
エンドユーザーに持たれてしまっては、
「お客様のランディング向上支援」
にはなりえないと考えます。

私たちTopは
伝わってこない無言のクレームに心して、
個包装、カートン梱包まで、
細心の注意を払って
生産管理に努めてまいりたいと思います。

初夏からの生産管理

さて、週末から中国出張となります。
今回は12アイテム18種の製品を安心して出荷できるよう
集中して生産管理に努めたいと思います。

実はこの季節から要注意事項があります。
それは「虫対策」です。

自分自身が蚊に刺されて集中力を落としたり、
夜中睡眠不足にならないよう
対策を施すことも必要ではありますが(笑)、
製品本体の中身、包装パッケージ内への
虫の混入がないよう徹底することが肝要です。

どうしても工場の中には、
製品本体の検品は徹底できたとしても、
包装パッケージ内への
虫をはじめ髪の毛、埃などの異物混入が
おろそかになるケースが時として見受けられます。

特にこれから秋口までの
暑い時期に大量発生する虫対策は、
過去に問題発生がなかった工場でも、
決して油断できません。
生産ライン、検品梱包ラインなど細かな点も
繰り返しチェックのうえ、
各種対策をしっかりと実行してまいりたいと思います。

資本金増資

この度、私たちTopは投資会社から
初めての出資をいただく運びとなりました。

ここ数年の当社の成長ぶりを
ご評価いただけたのか
当社と長年お付き合いのある
西武信用金庫傘下の投資会社から
出資したい旨のお話をいただき、
一定のご評価をいただけた証と素直に受け止め、
出資いただくことを
快くお受けすることに決めました。

結果、資本金は3,000万円となります。

出資いただきましたことが
後に出資して正解であった
と思っていただけるような
資本金の額に見合う以上の良い会社づくりを
私たち全員一丸となって、
これからも進めてまいりたいと思います。

漸進

先週8日(火)夜、無事帰国しました。

前回出張では、忙しい生産管理の中、
改めて自分自身への問いかけの機会を
いただく出来事がありました。

実は、ランドリーバッグの生産をお願いしている工場社長の
お義父様が著名な書道家であると紹介され、
自治体から借り受けている公園内にある趣のある制作現場に
伺ったのです。

由緒正しきといった趣のある建築物の中に、
多くの制作実績が所狭しと飾られており、
思わず見入ってしまいました。

多くの書体を変幻自在に操り、書き上げた力作ばかりで、
素人である私でも見ていて飽きない書道作品というものが
あるのだなぁと感じた次第です。

色々と話をさせていただいていたところ、
「あなたの好きな2字熟語はなんですか?」
と質問されました。
4字熟語ではなく2字熟語、
一瞬戸惑ったものの、
ふと思い浮かんだ2字熟語は、
「漸進」

伝えたところ、先生は突然、
「経営者らしい、良い言葉ですね、
日本の友人であるあなたに
この言葉を書き贈りましょう」
と言われ、こちらが恐縮しているのをよそに
淡々と準備を始め、
いっきに書き上げていただきました。

ふと思い浮かんだ私の言葉を、
先生が書き上げるとその文字の躍動感に
驚きを隠せないと同時に、
私自身がしっかりと地面に足をつけ、
目標に向かって、着実に
「漸進」していかなければいけない
と改めて認識させていただきました。

良いご縁をいただきました。
感謝の一言です。