目視確認

中国の旧正月が明けて、
多くの取引先工場が
稼働し始めたと聞いております。

ここで私たちが認識すべきことは、
聞いているだけで、
実際に目で見て確認していない
という事実です。

当社はこの旧正月前後の生産管理を
1年の中で最も重要視しています。

工場の責任者や窓口の担当者から
生産進捗を聞くだけでなく、
必ず工場に足を運び工場全体の稼働状況と、
当社からの発注分生産内容が予定どおり
進んでいるか目視確認することを
義務付けています。

多くの同業他社様の失敗事例で
耳にすることが最も多いのもこの時期です。
報告では順調と聞いていたが、
出荷予定日直前に訪問すると、
実際には、
旧正月明けで多くの工員が戻らず
殆ど手つかずの状態、
お客様への納期対応策皆無という話です。

私たちは長く失敗がないからこそ、
慢心することなく、常に目視確認のうえ、
商品に直接触れることの重要性を
再認識したいと思います。

私自身も来週末より長期出張に出ます。
各生産工場を回り、
丹念に目視確認してまいります。
加えて新規工場視察も
この時期だからこそ訪問する予定です。