チーム力こそ活力の源泉

私は常々会社のことを「チーム」と呼んでいます。
それはチーム力こそ第一と考えているからです。

しかし、チームメンバーによる「会議」
という形態は好きではありません。
特に長時間に及ぶ会議は最も嫌いです。
そんなに長い時間をチームメンバーの大事な時間を割くことも嫌ですし、
そもそも長い時間の会議は集中力が持続しないからです。

それでも毎朝30分限定のプロデューサーミーティングは
欠かさず実施しています。
こうすることで各チームメンバーの昨日したこと、 今日することをチームが共有することで 〇〇さんが何をしているか知らないという状況を無くし、メンバーがお互い協力し合うことの大切さを認識してもらおうと思っています。

長時間に及ぶ会議がないからこそ、
私が長々と演説するようなことも当社には皆無です。

ただし、私の考え方を理解してもらうために、
毎月曜日の出社前までにチーム各人の週間活動報告書をメール回覧する際にメールにて私の考えや書籍や雑誌で読んだ良い話をチームメンバーに伝えています。

既に十数年毎週欠かさず続けているのは我ながら驚きです。
チームメンバーが読んでくれて、何か思うところあれば嬉しい限りです。

リピートアイテムでもきっちり!

明日12日から14日の2泊3日の予定で、
生産管理の為、中国出張です。

今回も1アイテムのみ、
それも10年以上リピート受注いただいている
高周波ウエルダー加工製品75,000個の生産管理です。
(※ウエルダー加工製品とは、大雑把に言うとビニール製品のことです)

リピート品でキャラクターデザインも仕様も全て変更なし、
だから簡単、安心とは決して言えません。
前回、問題なかったから今回も大丈夫なんて誰も保証してくれません。

やはり現地で実際に日本人目線の自分の眼で確認して、
「これなら安心」と自分自身が思えてこそ、
お客様に納品ができるということを
私は常に社員たちに伝え続けています。

自分自身が「不安だなぁ」と思っての工場出荷はありえません。
不安であれば、徹底した生産管理を続け
「これなら安心」と思えるまで品質レベルを上げてこそ、
お客様に自信を持って納品できるというわけです。

いくら指導管理しても「不安」が尽きなければ、
追加費用負担は大きくとも
「第三者による全数検品」を実施します。

モノづくりを行うメーカーとして、
品質が良いのは当たり前であり、
その当たり前に加えて、魅力ある企画提案、
適切なアドバイス、速やかなレスポンスを
お客様に提供できるかが、
お客様から選ばれる条件であると私たちは考えます。

今回もお客様との長年に渡る信頼関係を継続できるよう
しっかり品質管理行ってまいります!

企画検討

多くの企画提案準備のため、
プロデューサーをはじめ社員のみんなは
ゴールデンウイーク明けから大忙しです。

但し、みんなに伝えているのは、
お客様はこちらが大忙しの状況なんて知る由もないということ。
だからこそ忙しかったから、
良い企画を練り上げることが出来なかったという言い訳も許されません。

私も現役時代を思い出しながら、
今朝も提案アイテムのサンプル作成のため、
仕様、サイズからデザイン、生地の選定まで打ち合わせにも参加しました。

このようなお客様からいただくニーズ量の増加、新規お客様への対応強化のため、プロデューサーの採用活動を始めています。

こればかりはご縁と思って漫然と待っていてはいけないとアタマで判りつつ、なかなか新たな手段が思いつかないものです。
社長である私自身が、大きな経営課題として認識を新たにいろいろ手を打たないといけません。

色々な手を打つことで現在頑張っている社員たちにとっても、今以上に良い会社で働いていると実感してもらえる会社を丹念に作っていくことだと改めて思う次第です。

大型連休でも生産管理!

今月5月末までに順次コンテナ3本出荷予定の縫製モノの
生産管理の為、上海市から約2時間弱の工場に
5月2~5日までの4日間滞在しました。

縫製モノは、どうしても工員がミシンで縫製するため、
工員の熟練度によって大きく品質がぶれるアイテムです。

いくら長年付き合いがある工場でも、
熟練度の低い工員が今年1人入っただけで
指導がしっかりできていないと
その工員が担当した部分の縫製不良だけで
商品そのものが不良扱いとなるため、
甘く見てはいけません。

不良発生あれば、勿論工場の責任ではあるものの、
当社は完成品ができ始めた頃から生産管理に入り、工員一人ひとりの仕事内容までチェックします。
パートナーである工場が気付かない点も当社が気付いてあげることで
問題を小さい範囲で食い止めることができ、
パートナー工場にとっても資材や労力のロスが減り、
今後もTopからの仕事だけはしっかり対応しようと思ってくれるものです。

今後も多くの工場と良好な関係づくりを念頭に
丁寧に生産管理していこうと思った大型連休でした。

と言いましても、5月1日に出発、5月6日に帰国であったため、
私にとっては
5月7日(日)のみ休日の大型連休?ではありましたが(苦笑)